バッテリー

ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、実は車は走ることでバッテリーを充電します。この充電・放電の化学反応は気温の影響を受けやすい為、冬はバッテリーにとって苦手な季節なのです。冬は気温が下がり部品の温度が下がると電気抵抗が低くなります。抵抗が低くなってもバッテリーの分子の動きは寒いと鈍くなり電気の発生が悪くなります。
これは人も同じことで寒いと動きが鈍くなり、体を暖めるまでにたくさん動かなくてはいけません。電気も寒い時は暖かい時と同じエネルギーを生み出すためにはたくさん消費しなくてはいけないのです。

冬は日が短くてライトの点灯時間も長くなるうえ、暖房も長時間使いがちになります。バッテリーのパワーが低下しているところにたくさんの電力を使えばその負荷はMAX。
突然のバッテリー上がりにあたふた…なんてことにならないようにチェックが必要です。

バッテリーのチェック

1番簡単なのがバッテリーテスターを繋いで測定する方法。が、しかし、そんなものを持っているという方の方が少ないでしょう。そんな時はガソリンスタンドのほかコバックでもチェックできますのでお気軽にお申し付け下さい。

日常の運転でもチェックができます。

夜間走行時にライトの明るさを見て判断する方法があります。
ライトを付けて走行している時の明るさと、信号で止まった時の明るさ。この2つで明るさが変わるかをチェックします。

走行時はバッテリーの電気ではなく、オルタネーターで発生させた電力を使いライトなどを動かしています。
一方、停車した状態ではオルタネーターに負荷が少ない為、発生する電気量が減り、足りない分をバッテリーが供給します。ここでバッテリーが弱っていると供給する電力が減るのでライトが暗くなります。

ライトの明るさが走行中>停車時になったら、バッテリーの状態をチェックしましょう。

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